#鳩メモ

オタクブログになります、多分

五月末に「五等分の花嫁」を観て五つ子の末っ子である五月が好きになった話

五等分を四日で履修したので感想。

観たのはアニメ1,2期の計24話と映画。

原作は未読。

 

時系列は

5月25日 1期視聴開始

5月26日 1期(+2期1話)視聴完了 岩手へ

5月27日 帰りの新幹線で2期2話から視聴開始

5月28日 2期視聴完了 映画視聴完了

 

アニメ2クール分を4日で見るのは結構ハードだった。疲れた。

映画は席がほとんど埋まっていたため初の最前観覧となったが、映画予告で文字が見えづらいこと以外は特に不便を感じなかった。

字幕映画以外なら全然ありかもしれない。

 

 

1.数列

この界隈では推し順を数列にして名刺代わりに殴り合うのがルールらしい。イカれた伝統芸である。まあ、これがやりたかったから作品を観始めたと言っても過言ではないので、さっそく書いてみる。

最終的な構築

52341

皆どんな基準で書いているのか分からんけど、自分の結論構築はこうなりました。

 

各キャラについての感想は後で書くので、ここでは順番を決めた基準だけ。

 

正直「推し」的な観点だと5がぶっちぎりの単独首位。

なので、他の姉妹はキャラクターとしてと言うよりは物語上の役割とか行動からの観点で順位付けしているところがある(いやまあそれ以外にアニメのキャラクターを順位付けする根拠はないんだけど、比較的表面的な見方になっていそう、みたいな)。

2期終盤での本格参入した一花の行動がアレだったからこの順位だけど、1期視聴終了時点では2番目につけていた。それに対して二乃は1期終了時点ではアレだったけど2期でレース参入してからは正々堂々としていたので一気に好きになった。ただ、二乃が自分で言っていた通り逆だった可能性もあるわけで、そういう結果の部分だけ見るのは表面的な評価でしかないのかなって。例えば四葉が真っ先に変化していくこととか五月が母親の背中を追い求めるところとか、こういうのは割とキャラクターならでは要素だと思う。

 

2.各キャラ感想(123)

2-1.一花

恋愛に関して遠慮があったり、家賃を払うために本意じゃない役をやったりと他の姉妹に対しての気遣いで無理しがちな長女。三玖の「1位だったら告白する」宣言に対して2点差勝利したところまではめちゃくちゃ良かった。誰かが遠慮したまま試合終了するのは悲しいので、一花がちゃんとエゴを出してくれたことに結構安心してた。

いやまあでも、アレはライン超えてると思うな…。

これに関してはきっと散々言われていることと思うので、ここでいかに悪印象だったかを書く意味を感じない。順位で5番目につけたとはいえ普通に好きだし。

風太郎に会う前から「女優」という将来像を獲得していた特殊なキャラであった。他の姉妹が「将来像の獲得」「姉妹と向き合う」という描かれ方をしているなかで、一花はその特殊さから後者の比重が重くなって、過激な行動描写に繋がっていったのかななんて思ってる。何が言いたいのかというと、物語の中で性質上損な立ち回りのすることになったからと言って「嫌い」にはならない、ということです。

まあその2つについて最後の文化祭時点ですでに描かれていたので、まあ勝ちはしないだろうな…という気持ちで映画を観ていた。

 

2-2.二乃

1期段階ではそこそこ苦手だった。敵対心強すぎるし、睡眠薬盛るし。姉妹への執着云々も、2期で髪切るくだりやるまではそんなに納得感なかったし。

2期で告白してから一気にストレート人間になった。なんというか、純粋に応援したくなるラブコメのヒロインって感じ。明確な告白は姉妹の中で初めてだったし、姉妹レース本格化の火ぶたを切って落としたと言っても過言ではなさそう。告白の仕方も素晴らしい。自分はなんか冗談言ったときに「今なんて?」って聞き返されただけでも恥ずかしくて「なんでもないです…」ってなってしまう人間なので、あそこで押し通した二乃のパワーに脱帽した。

序盤の風太郎への扱いはライン超えてたけど、金太郎関連での風太郎は結構不誠実だったので相殺されている感じがある。

一番好きなのは五月だけど、ラブコメとして一番応援してたのは二乃だった。姉妹と向き合うことに関しては丁寧な描写がされていたが、将来に関してはあんまり描かれていなかったのでワンチャンあると思っていた。まあどっちも全然やってない人がいたのでほぼ諦めてたけど。

 

 

2-3.三玖

なんというか「ラブコメの人気キャラ」って感じがして序盤は苦手だった。明確に好きになったのは、二乃との和解シーン(緑茶と紅茶)。

好意を抱くタイミングはめちゃくちゃ早かったはずなのに、結局先を越されまくっている人。でも、そうやって思い悩んだ経験がそのまま成長に繋がっていっている。

修学旅行で告白しなかったの、マジで偉い。告白もキスも、自分の意志と行動で風太郎と2人きりになってから実行しているのが良い。テスト1位なら告白するってのもそうだけど、自分の中でちゃんとけじめをつけてから行動していて、その芯の強さを感じられる。

料理方向へ進むことを宣言した時点で、レース敗北だろうなとは思っていた。でも風太郎との出会いを通した成長度合いでいうとダントツなんじゃないだろうか。

 

3.レース結果の感想(4)

最終的に選ばれたのは四葉

終わってみると納得の選択だったなという感じ。家庭教師着任当初に協力的だったのは四葉だけだったし、最初の告白は四葉だったとも言えるし(1期8話)。

メタ的に見ても、「恋愛」そのものを契機に成長していった二乃や三玖とはちがい、「選ばれる」ことが必要だったヒロインだったなと思う。5年前の約束がある以上「必要とされる人間になる」が風太郎と四葉の共通のテーマになっているわけだが、家庭教師開始前の2人はそれぞれ達成できていない。風太郎はひねくれ人間だし、四葉は暴走した結果姉妹に対して大きな負い目を背負ってしまっている。風太郎は家庭教師の経験の中で、四葉は部活の手伝いや学級委員としての仕事の中で、自覚ないまま目標に向けて成長していっていた。あと必要なのは仕上げだけ。

風太郎は、姉妹たちから気持ちを伝えられるなかで自分の変化を実感した。四葉から学級委員へ推薦され、それを受けたことからも彼の成長が感じられる。四葉にとって必要なことも、誰かから選ばれることだったのだと思う。

ちなみに、映画で「最後の祭りが一花の場合」とのテロップが出たときはパラレルワールド方式で5ルート分始まるのかと思ってビビった。そんな感じでツイッターで話題になってた作品があった気がしたし。実際はそれぞれにフォーカスして学園祭を描いただけでちゃんと一本道だったので安心した。

あと、「5年前に会った女の子である」という要素が最終選択に影響を与えていなかったのは好印象だった。写真の女の子は過去の象徴であり、あくまできっかけなので。ちゃんと現在の出会いの中で育まれた思いが選択理由になっていて安心。

 

4.五月(5)

1話からずっと一番好き。

今までラブコメ読んできて推しが勝ちヒロインになったことがないので、負けるとは思ってた。ただ、ほぼレース未参加のまま終わるとは思っていなかった。恋愛要素以外での物語上の役割が特に多いキャラクターで、そういったところが自分にとっての好感度が上がっていった理由ではあるんだけど。そんなんだからキスすらしないまま試合終了するんだよな。

序盤の「百歩譲って赤の他人」みたいな言葉が印象に残ってるけど、薬盛られたあとに家に送ってくれたりしたし最初から普通に良い人。というか食堂でのことは普通に風太郎が悪いので序盤の当たりが強いのは当然っちゃあ当然。当たり前のように家に来るし妹からの厚い信頼を獲得してるし、実質幼馴染ポジション。でも恋愛レースには参加しない。

恋愛を通して成長が描かれていった4人と違い、家庭教師という関係そのものにより成長し、将来像を描いていった人物。過去話から教師を目指すと決意するまで非常に説得力のある構成であり、五月の成長物語としてラブコメ関係なく面白かった。風太郎の「母を目指して夢を追うのと夢を目指して母を追うのでは大きく違う」という言葉は強強く印象に残っている。

母の影を追い続けてきた時間があったからこそ、無堂との対話という最難関イベントに姉妹を代表して決着をつけることができた。過去との決別と将来への決断。母親との境界線をしっかり引くことができたからこそ、母親の人生を完全に肯定することができた。「あなたがお母さんから解放される日は来ないでしょう」は、母親の代わりになろうとして、ずっと姉妹のために行動し続けてきたらこそ自分自身の未来にたどり着いた五月の気持ちが詰まったセリフだと思う。

ここの無堂との対話シーンは本当に好き。この作品の中で一番好き。恋愛関係ない場面だけど。外道キャラがでてくる展開は単純に不快なので好きじゃないんだけど、無堂についての描写がかなりあっさりであり、五月の成長って視点から焦点がぶれなかったので気持ちよく観ることができた。

 

それはそれとして単純に可愛い。終盤の展開的にも一番好きだったけど、1話から好きな以上表面的要素も一番好きです。話し方が特に好き。

 

弾丸履修に踏み切ったのは五月が可愛かったからだし、温泉旅行編なんかはめっちゃ不穏な雰囲気漂い始めてたけど五月が信頼できるキャラクターだったから楽しく観ることができた。ありがとう。

 

5.最後に

全員が同じ顔であり「入れ替わり」が可能、というギミックの存在によって、ここまで面白い話になるとは思っていなかった。今までラブコメ作品に対する苦手意識があったのだが、勇気を出して観てみて良かったと思える作品だった。

正直まだ全然感想を書き切れていない。言語化の難しさ、文章化の難しさというものを実感しているところである。こういうのは感想交換会が楽しいみたいなところもあるので、次に五等分のオタクと会ったら是非お話を聞きたい。

オタクブログ、書いてみると楽しいものでした。つたない文章ではありましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。これを機に練習していきたいなと思います。